【ポケモン剣盾S5】最終704位 事前研究御三家統一コントロール

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皆さま はじめまして。

ポケモン剣盾で御三家統一をしている者です。

S5にて剣盾当初からの目標であった最終3桁を達成できました。

統一パの最終3桁は構築記事を書いていいと偉い人も仰っていたので、拙い文章ではありますが投稿させていただきます。

 

 

御三家統一でランクバトルをするにあたって

まず、せっかく御三家統一という自分の一番好きなコンセプトパを使うのだから、環境上位といい勝負ができる・特に上位10~15位までのポケモンから6匹みたいなパーティに7割程度勝てるチームを組んで、しっかり結果に繋げたいと考えました。

 

他のトレーナーから見て

「まぁこのチームなら最終3桁乗ってもそこまで不思議ではないんじゃない?」

と思ってもらえるような完成度に仕上げたつもりです。

 

構築のコンセプト

主に環境上位へのメタとして、以下のような考えを戦術に取り入れました。

 

①ごまかしを利かせよう

剣盾環境の上位ポケモンは型が幅広く、それによる組み合わせも膨大となります。そこで「最善のピンポイントメタポケモン」よりも「ある程度精度は落ちるものの、刺さる範囲が広がるポケモン」を多く採用しました。

 

②初見殺しをしよう

SM環境以前から「7割通る初見殺し」がランダムマッチというルールでは最強だと思っているので、①と良さが打ち消しあわない範囲で、初見で型を想定されにくいポケモンを多く採用しました。

 

③事前準備をしっかりしよう

①・②と併せて、パーティ見せ合いの段階で予想される試合展開を事前にたくさん想定してストックしておくのが大事だと考えました。

「御三家統一が何してくるかわからないからアドリブで対応する相手」

「環境トップ相手に事前研究十分のこちら」

 

このアドバンテージの差を活かす動きのできるポケモンを採用しました。

 

以上まとめると、「後で何言われようが、とおってしまえばこっちのもん」です。

チームメンバー紹介

 

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フシギバナ

@くろいヘドロ

せいかく:おくびょう

とくせい:ようりょくそ

 

わざ

ヘドロばくだん

やどりぎのタネ

ねむりごな

みがわり

 

調整

HS252 D4

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ハイパーごまかしポケモン

 

当初くさタイプ枠はやどみがゴリランダーを使用していましたが、必ずカビゴンロトムから交代して出てくるトゲキッスにあまりにもワンチャンがなかったことから、同じことがヘドロフシギバナでできないかと考案。

 

主な役割はカビゴン受け(やどみが1ループでHP減少2~6程度)、ロトム受け、その他最速80族より遅いポケモンにねむりごなで強引に1ターンをつくる、ダイマックスターンを枯らす、などです。最速にしているのでトゲキッスとも最悪同速勝負でねむりごなの局面までもっていけ、ゴリランダーに比べてごまかしの範囲が相当広がりました。

 

運ゲーと言われればそれまでですが、性能が環境にマッチしており、単なる運否天賦ではなく色んなことのできるポケモンだと思いました。御三家統一以外のチームでも普通に採用できるレベルのおススメのポケモンです。

 

 

リザードン

@いのちのたま

せいかく:ようき

とくせい:もうか

 

わざ

フレアドライブ

そらをとぶ

かみなりパンチ

つるぎのまい

 

調整

AS252 B4

 

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キョダイマックス個体。

採用理由はただひとつで、たまダイサンダーでダイマックス状態のようきASギャラドスを確定で倒すためです。

前期以前にリザードン入りで結果を残している方の記事を参考にすると、物理+積みわざのリザードンはラムのみが強そうだと思ったのですが、上記理由からいのちのたまは必須です。

ギャラドス対策としては、ダイジェットを使われない立ち回り(S操作わざ・先にリザードンを場に出す、など)と、なによりも、死に出し交換画面で時間をたっぷり使ってリザードンを 万策つきた感じで場に出すこと です。

小癪と言われようが、何度も言うようにとおってしまえばこっちのもの。

 

同じ型で通常サンパワー個体も考えましたが、ダイマックス状態のトゲキッスに勝てなさそうなのでキョダイマックス個体の方がマッチしていると思います。

 

 

 

ガオガエン

@フィラのみ

せいかく:わんぱく

とくせい:いかく

 

わざ

DDラリアット

おにび

こわいかお → ちょうはつ

すてゼリフ

 

調整

H252・B118 → いかく込みようきASたまギャラドスダイストリーム確定耐え

S140 → こわいかおでダイジェットと差し引きー1段階最速ギャラドス抜き

 

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チームのエンジン。最強のクッション役だと思います。

調整はギャラドスとの対面を強く意識したものになっています。ただ、ガオガエンが他にカバーしなければいけないポケモンが多すぎたことと、いかくが入っていてガオガエンのHPが満タンという状況が中々なかったため、こわいかおをちょうはつに変更しました。

その結果すばやさがかなり過剰になってしまいましたが、意外と活きる場面は多くシーズン中に調整をいじる勇気はありませんでした,,,それと、こわいかおは刺さると本当に強いわざなので採用価値はあると思います。

 

基本的にはおにびとすてゼリフフシギバナアシレーヌを戦いやすくすること・やどみがループを嫌って出てくるすりぬけドラパルトを受けるのが仕事です。

自分自身で相手を倒すことはないですが、それでもこのポケモンが御三家最強だと思います。

 

(余談)

最終日に一度だけ試合展開の関係でガオガエンダイマックスを切ることがありました。初めて見たガオガエンダイマックス姿はとてもかっこよかったです。火力なくて相手は倒せなかったけど。

 

 

 

エースバーン

きあいのタスキ

せいかく:いじっぱり

とくせい:もうか

 

わざ

かえんボール

とびひざげり

カウンター

ふいうち

 

調整

AS252 B4

 

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ポケモンホームが未解禁で、ガラル御三家パにまだバチンキーやジメレオンが入っていた時代から使っている個体。

主な役割はギャラドスウォーグル・パッチラゴン・ウオノラゴン・カジリガメなどにカウンターを入れることと、環境トップから外れたパーティに先発させて様子を見ることです。

仮想敵にカウンターを撃つ場合は、前述のように時間を使って万策尽きた感で出しましょう(実際にはカウンターは読まれやすくて半分くらいしか決まりませんでしたが)。

 

名前の割にはスーパーサブ的な立ち位置ですが、キョダイマックス・隠れ特性とまだ2回変身を残しているポケモンなので、今後名前に違わぬ活躍をさせてあげたいです。

 

 

 

カメックス

@オボンのみ

せいかく:おだやか

とくせい:げきりゅう

 

わざ

ねっとう

こごえるかぜ

ミラーコート

あくび

 

調整

HD252 S4

 

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終盤の救世主。チーム全体でヒートロトムがキツすぎたので採用。

主な役割は先発ロトムとの対面でボルトチェンジを受けてロトムの取り巻きから倒していくこと。肝心のロトム自体を倒せませんが、数的優位をとってごり押しするごまかし方をとれるようになりました。

 

自身では全く火力の出せないポケモンなので、起点回避用にこごえるかぜとあくびを採用。持ち物をたべのこしにすればあくびカビゴン的な使い方ができるのではないかと考えましたが、シーズン終了までに研究が追い付かず。そんな状態でも大活躍してくれた、数値以上に強いポケモンです。

 

 

 

アシレーヌ

@バンジのみ → たべのこし

せいかく:ひかえめ

とくせい:げきりゅう

 

わざ

うたかたのアリア

ムーンフォース

めいそう

みがわり

 

調整

H228 → HP4n

B116 → やけど状態ドリュウズアイアンヘッドでみがわりが最高乱数以外切り耐え(死ぬほど謎な調整なんで目安くらいに思ってください・・・)

C4

D100 → あまり

S60  → 4振りブラッキー抜き抜き

 

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元々ピンチベリー個体のためHP4n調整だったものを、たべのこしならもっと起点にできる範囲が増えるんじゃないかと考えて持ち物を変更した経緯があるため調整が変なポケモン

 

主な役割は低速低火力ポケモン・もしくはガオガエンでむりやり低火力にしたポケモンを、みがわりとめいそうで起点にすることと、くろいきりのないドヒドイデをハメてイージーウィンすることです。

汎用的で柔軟性のある活躍ができますが、最終日は相手パーティが急速にトップ6(ドラパミミカビキッスドリュロトム)に固まっていったため選出があまり多くありませんでした。来期以降は前述のカメックスとの兼ね合いでねむカゴめいそう型でも試してみようと思います。

種族値にあった育成をすれば大体何をさせても強い(現に相手のアシレーヌも強かった)ので、使用率急上昇も納得のポケモンだと思います。

 

 

 

基本選出

ロトムカビゴンアシレーヌその他低速ポケモンがおり、先発から積極的にアドバンテージを稼げる場合

 

フシギバナ + ガオガエン + リザードンorアシレーヌ

 

ロトムホルードなど先発濃厚で初手をごまかせばなんとかなる場合

 

カメックスorエースバーン + リザードンorアシレーヌ + フシギバナorガオガエン

の組み合わせ

 

 

ギャラドスヒヒダルマ・パッチラゴンなど複数体パワーのあるポケモンの選出が予想される場合

 

カメックス + リザードン + エースバーン

 

 

重いポケモン・並び

①火ロトムナットレイ

 両方に安定して出せる対策がありません。カメックスのミラコでごまかします。

 

ウォーグル+パッチラゴン等のパワーポケモン

 まけんきによりガオガエンのいかくが逆効果。大体ラムもちなのであくびも

だめ。カウンターがバレるとほぼ負けです。

 

ギャラドス

  序盤・中盤・終盤どこからきてもキツい。許せません。

 

 

 

 

 

 

おわりに

 

 

反省・課題 

フシギバナガオガエンでのコントロール展開が強力だったものの、対面構築系の試合展開に経験・試合勘がなさすぎて勝率が低かった。

・自分の研究範囲を外れた未知の局面で最善の行動をとれないことが多かった。

・命中不安わざに頼る展開で、一度しか試行回数が確保できない場面だと外して負けに直結する試合がたまにあった。

 

このように、プレイヤーとしての地力を上げる必要性を強く感じたシーズンでした。

今後の御三家統一パ

S5で納得のいく結果を残せたので、S6はダブルバトルでいい結果を残せるようがんばりたいと思います。6月からはDLC解禁で環境が変わり、御三家ポケモンたちも新たな力を得るので、長く広く活躍させてあげられるよう、少しずつ自身の実力を高めていきたいです。

 

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最後までご覧いただき本当にありがとうございました!