【議題】エース運用バシャーモのサブウエポンは何が最強か
こんにちは。冠の雪原版御三家ポケモン単体考察第3弾です。バシャーモ編です。
種族値・わざ・とくせい全てが優秀で何をやらせてもある程度強いポケモンゆえ考察し甲斐が相当ないポケモンなんですが、(ダブル用コーチングバシャーモとか考えてた)ラグラージ・ジュカインとやっておいてバシャーモだけ残すのも収まりが悪いので、このようなタイトルで考察していきます。
大前提として、今回はシングルバトルでチームのエース運用を前提とした構成を考えます。
ほのおわざ(フレアドライブ)
かくとうわざ(インファイト)
積みわざ(つるぎのまい・ビルドアップ)
or
まもる
くらいまでは確定にさせてください。
上記条件のもと、残りの1枠をいったい何にするか、という考察を進めるにあたり、まずはポケモンホームのデータを参照してみましょう。
画像は11/1現在のもの。ちなみにバシャーモの使用率ランキングは30位。
これらのデータおよび、その他に考えうるサブウエポン候補の長所・短所を列挙していきます。
かみなりパンチ
主な仮想敵はカプ・レヒレ、ラプラス・ギャラドスなど。御三家統一的にはこれを仕込めば長年の仇敵ギャラドスを無理なく倒せるのが好印象。
長所
・みずタイプへの安定した打点
・ダイサンダーでねむり対策ができる
短所
・素の威力が低い
・使いたい相手が多くない
自分の中では採用候補筆頭のわざ。ダイマックス前提ならばいわわざで命中の心配をしなくていいのが地味ながら革命的。
長所
・素の威力が高い
・ひこうタイプなど使いたい相手が多い
短所
・素の命中率が不安
・ダイロックの追加効果が邪魔(ダイバーンでのはれ状態上書き・すなダメージによる擬似的な耐久の低下など)
第7世代の頃からくさZバシャーモという(地雷)個体はいましたが、イメージはそんな感じ。個人的な評価としては、『自分では使わないけど使われるとそれなりに面倒くさそう』。
長所
・カプ・レヒレやラグラージ、カバルドンへの打点になる(ついでにミストフィールドを上書きできる)
・ダイバーンとの相性が◯
・相手のじしんの威力を下げられる
短所
・とくしゅわざゆえメインウエポンや積みわざとの兼ね合い、調整が難しめ
ブレイブバード・とびはねる
かくとうタイプへの打点。これで弱点をつくよりは等倍のダイナックルで殴ってればいいような気もする…。ダブルだと味方のすばやさも上がるのでまた違った使い道はありそう。要検討。
長所
・バシャーモミラーで有利(ダイジェット込みですばやさ2段階アップ)
短所
・使いたい相手が少ない
・素のわざとして使いにくい(反動・2ターンわざ)
じしん
使いたい相手は多くないけど、カプ・コケコとアーゴヨンの使用率次第ではどこかで採用せざるを得ないかもしれないわざ。
長所
・素のわざとして打ちやすい
短所
・使いたい相手が少ない
とんぼがえり
優秀な対面操作わざ。サイクル戦寄りのチームのエースとして採用しやすくなる。トレーナーの腕が如実に反映されそうなわざという印象。
長所
・対面操作ができる(相手の交換を見てから交換先を選べる)
・エスパータイプへの打点になる
短所
・つるぎのまい等の積みわざとの兼ね合いが悪い
・全体のわざ範囲が狭い
(以上の理由から、採用するならまもるorサブウエポン2つのフルアタとかが良さそう)
どくづき
カプ系へのピンポイントメタ。カプ・ブルル以外の3体の使用率があまりにも多かったらワンチャン。
長所
・フェアリータイプへの打点
短所
・全体のわざ範囲が狭い
・ダイマックスわざの追加効果が弱い
バトンタッチ
君子危うきに近寄らず。勝てない相手には勝てないので、大人しく後ろに任せましょう。積みわざをふるいたてるにすればどんなポケモンにもある程度バトンを渡しやすい。
長所
・能力変化を引き継げるので、普通のサイクル戦より得が大きい
短所
・わざ範囲は一番狭い
・バトンで引き継ぐ効果、引き継がない効果の把握が面倒(コレけっこう大事)
結論
本命:ストーンエッジ
流行次第でじしんとバトンタッチ
気分とチーム構成次第でとんぼがえり
大穴でソーラービーム
現実的なところではこのぐらいだと思います。
皆さんなら何を採用しますか?ご意見いただけると嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。
【単体考察】誓い起動ジュカイン
こんにちは。冠の雪原版・御三家ポケモン単体考察第2弾です。
今回はくさタイプ・ジュカインを考察していきます。
くさのちかい
ワイドブレイカー
おくびょうCS
新規習得わざの中で惹きつけられやすいりゅうのまいやスケイルショットには目もくれず、ダブルバトル用の個体として考えてみました。
御三家ポケモンには、ダブルバトルにおいて(ほぼ)固有の戦術である『がったいわざ』というものがあるのですが、今までの剣盾御三家統一においては、相手のねこだましによって起動を妨害される弱点がありました。
そこで着目したのが、先制わざを2体分まとめて防げるファストガードなのですが、意外にも剣盾参戦の御三家ポケモンでこのわざを使えるのはジュカインが初めて(つまり今までいなかったの)です。
主な特長としては、
・同条件でのくさのちかいの威力が御三家ポケモンで一番高い
・ファストガードによりねこだましやグラススライダー、ふいうちを防げる(いたずらごころの補助わざも防げるらしい)
・フシギバナをアタッカーに回せる(これまでの湿原展開では起動役が多かった)
・ワイドブレイカーで相手の邪魔が可能
といったところでしょうか。グラスフィールドの枠は要検討で、現状イエッサンのサイコメイカーを上書きしたくて入れています。リザードンやフシギバナをエースに据える構築ならば、にほんばれを仕込むのも面白いかなー、と思っています。
メガシンカがない環境なので、不一致のドラゴンわざやりゅうのまいを使った型よりも、ダブルバトルでの活躍の方が多いポケモンじゃないかな、と思います。
【単体考察】ステロ展開ラグラージ
祝・冠の雪原解禁!
多くのポケモンが追加され、対戦環境も大いに盛り上がりそうで楽しみです。
御三家統一においては、ジュカイン・バシャーモ・ラグラージ のホウエン御三家が追加されました。どのポケモンも昔から御三家統一で活躍してくれていたポケモンで、とても嬉しいです。
さて、今回から、そんなホウエン御三家の考察を剣盾での強化点とともに考察していきます。よろしくお願いします。
ラグラージ@たべのこし
がんせきふうじ
あくび
のんきHB
古来より受け継がれた由緒正しき戦法・ステロ展開の先発要員として調整されたラグラージです。
ラグラージは剣盾環境にて新しいわざ・クイックターンを習得しました。
これにより、あくびループ中の相手に対して、好きなタイミングで「交代先を確認してから」交換することができます。また、すばやさを落とした調整をしているため、交換先のポケモンに攻撃が及ぶ可能性も低くなっています。
同じくステロ展開要員としてよく採用されるカバルドンとくらべて、タイプ以外に明確な差別化点が作れるようになりました。
御三家統一的には、サンムーン時代あくびループを脱出しようとカプ・レヒレを出されることがとても多かったのですが、剣盾からはクイックターンからゴリランダーを後出しすることにより、フィールドを取り返しながら展開することが出来るようになっており、非常に強力だと考えています。
ステロ展開・対面操作・サイクル戦・すばやさ操作と、ゴツい見た目とは裏腹に非常に器用な立ち回りのできるラグラージ、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
【単体考察】対面操作カメックス
シリーズ6単体考察記事第3弾です。
実はこのカメックスは一時期シリーズ5でも使っていました。
カメックス@たべのこし
あくび
まもる
しんちょうHD
カバルドンが使用禁止になり、環境全体であくびループが軽視されているっぽいので、先発要員として今優秀なのではないかと思います。
使用感としては鎧の孤島解禁前環境の、あくびカビゴンに近いです。
主な差別化ポイントとしてはクイックターンでの対面操作ができる点と、ループを嫌ったボルトチェンジをミラーコートで返して崩しを行うことができる点でしょうか。
あくびループをしていると、相手の選出が自然と情報として蓄えられていきます。一番良いタイミングでクイックターンによる対面操作をして、その後相手のダイマックスにクッションとして繰り出すのが理想的な使い方になりそうです。
使用上の注意点としては、
火力が全くないポケモンなので、試合の終盤このポケモンが腐る展開を避けること
ダイサンダー・ダイフェアリーを強烈に誘発するため、後続で対応できるようにしておくこと(じめん・はがねタイプのポケモンが相性良し)
です。
あくび展開を嫌った相手にダイマックスを(無理矢理)切らせることができます。ほぼ間違いなく2ターンを消費させることのできるポケモンですので、こちらのダイマックスで切り返していきましょう。
【単体考察】やどみがフシギソウ
シリーズ6単体考察記事第2弾。
フシギソウ@くろいヘドロ
ねむりごな
みがわり
おだやかHDベース(ラプラスとのすばやさレースをどれくらい重く見るかでSラインを調整)
どう見てもフシギバナの完全劣化型です。
御三家統一でラプラスとカビゴンの対処に苦慮しており、以前からずっと使ってきたフシギバナの構成を引っ張ってきました。
フシギバナの時はおくびょうHSベースでしたが、そうすると耐久値があまりに頼りないのと、最速60族も現状抜けて嬉しい仮想敵が見つからなったことから努力値をガッツリ耐久に回す事に。
(でもクサイハナとの差別化ポイントはすばやさの種族値だったりする…)
現在ニャヒートにしんかのきせきを持たせて使っているのでもちものはくろいヘドロですが、普通に使う分にはしんかのきせきがいいと思います。
一応くろいヘドロのメリットとして、
H325ラッキーからやどりぎで40回復+ヘドロで10回復のため、ちきゅうなげを受け切れる&みがわり分のHPをそのターンで回収できる
というのがあります。
【単体考察】みがわりジュナイパー
久しぶりに記事を書きます。
シリーズ6では環境が一新されたこともあり、新しく思いついたポケモンの型をメモ代わりに記事にしていこうと思います。
ジュナイパー@たべのこし
みがわり
フェザーダンス
調整はとりあえずわんぱくHB
ラッキー(ちきゅうなげ1ウエポン)
などのポケモンに対してみがわりとフェザーダンスを駆使して無理やりつるぎのまいを積む隙を作る型。ダメージ計算もしてないので本当に上手くいくかは微妙です(特にナットレイ)。
つるぎのまいの枠をバトンタッチに代える型も一考。
交代先のエースポケモンがみがわりを残したまま積みわざを使える展開になれば理想ですが、カベ展開に比べて回りくどい戦法なのをどう見るか。
じゃくてんほけん持ちに比べると尖った構成ですが、ダイマックスに頼らない型として考えてみました。